ヒストリー・日本編 - 6

1980年代:日産スカイラインGT-R
欧米の後追いで始まった日本の自動車産業が、ひとつの到達点を迎えた時代です。若者をターゲットとしたファミリアの大ブレイクで始まった1980年代は、日本の好景気を背景に高級車がもてはやされるようになります。
そして、1980年後半からのバブル景気の最中、開発・発売された日産スカイラインGT-R、トヨタ・セルシオ、ユーノス・ロードスター、NSX などは、世界市場において「安くて壊れない」という理由で評価されていた日本車を、一段上のステージに引き上げるものでした。

1990年:ホンダ・オデッセイ
1994年に登場したホンダ・オデッセイは、ファミリーカー=セダンという、それまでの常識を塗り替えました。オデッセイはミニバンという種別に属する車で、ミニバン自体はそれまでも1982年の日産プレーリーや、クライスラー・ボイジャーといった車種が存在していました。
オデッセイがそれらと違い大きく受け入れられたのは、セダンのアコードをベースに開発され、乗降性や操縦性、乗り心地といった部分が、それまでの一般的なFF乗用車と同じだったためです。

2000年代:トヨタ・プリウス
そして現代、より速く、より強くといった性能拡大以上に注目されるのが、環境・エネルギー問題への対応です。燃費性能の向上、低排出ガス車などが開発される中、1台を挙げるならやはり世界初の市販ハイブリッド車、トヨタ・プリウスです。改良を重ねながら現在も販売が続けられ、プリウスを含むトヨタのハイブリッド車の累計販売台数は2007年5月に100万台を突破しました。
エンジンのハイブリッド化以外でも、燃料電池やEV車など、様々なアプローチで燃費向上や低環境汚染の研究が続けられています。

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