
1960年代:ダットサン・ブルーバード
1960年代、スポーツ車が熾烈な争いを繰り広げる中、ファミリーカーでも大きな戦いが巻き起こっていました。ダットサン・ブルーバードと、トヨペット・コロナという2大ライバルの争いは「BC戦争」と称されています。
63年登場の2代目ブルーバードに真っ向から対抗すべく、64年デビューの3代目コロナは、排気量に差をつけて登場します。(ブルーバードが1L・1.2L 55ps / コロナが1.5L 70ps)マーケーットは中が広く、エンジン排気量も大きいコロナを支持し、3代目コロナはブルーバードの販売台数を追い抜くことに成功しました。
また、1960年代はメーカー同士の争いとともに、日本の自動車産業が迎えた大きな転換期であることも覚えておく必要があります。それまで、輸入制限など国の保護により成長を続けていた日本の自動車産業ですが、1965年の完成乗用車輸入自由化で、国外との競争にさらされることになります。当時業界2位だった日産自動車と、4位だったプリンス自動車が合併したのもこの頃です。