ヒストリー・日本編 - 1


▼ ここでは「CAR検 公式テキスト」の内容に沿って、CAR検対策としておさえておくべきポイントの解説を行っています。

第1章のヒストリー・日本編では1950年代から、日本の自動車史を彩った10台をピックアップして、その時代における日本自動車産業の成長の過程を解説しています。名前の挙げられている10台の自動車自体の特徴を覚えるのも大切ですが、それらが象徴する、その時代の日本自動車産業の方向性を把握することが重要です。

1950年代:日野ルノー
戦後間もない頃、日本の自動車技術が世界の水準から大きく遅れていた時代です。日本の自動車工業発展のために、国が音頭をとって日本メーカーと欧州メーカーの仲介し、ノックダウン生産を開始するなど、国家ぐるみでの取り組みが行われていました。
ノックダウン生産とは他国で生産された主要部品を輸入し、現地(この場合日本)組立・販売する方式で、日野がルノー公団、日産がオースチン、いすゞが英国ルーツ・グループ(ヒルマン)と提携していました。
日野ルノーは、ルノー4CVを日野が組み立てたもので、当初は全てのパーツを輸入する完全ノックダウン生産でしたが、次第にパーツの国産化割合が増加し、わずか4年後にはほぼ100%が国産化されています。
日野だけでなく、日産やいすゞも、ノックダウン生産をする中で自動車技術を急速に学び、後継となる車の設計・生産の基礎となっています。

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